'a' ohe like me 'o



『寝取られ男のラブ♂バカンス』(原題:Forgetting sarah marshall)
っていう映画を観たよ。家でゴロゴロしながら。


ハワイが舞台のこの映画。どんなもんか、って斜めに観てたけど
これが面白くてね、最後まで一気に観ちゃった。




んで、映画のエンドロールで音楽かかりますね。そしたらこの曲がかかったんだ。
「'a' ohe like me 'o」Daniel Ho




映画で笑いっぱなしだった俺はまさかのこの曲に胸にジーンときてしまった。
これは衝撃だったよ。Sinead O'Connorをハワイの言葉でカヴァー。

Sinead O'Connor / Nothing Compares 2 U



作曲はプリンス。ってことでここに殿下のライヴ音源も。カッケエ!



思わず聴き比べしちゃうくらい感動的な曲。



映画観ててドッキリするのは映像はもちろんのこと、音楽の使い方なんだよね。
せっかくの映像が、音楽ひとつで台無し、とか多いからね。
映像と感覚の上で同期していないというか。
そういう時、すごく残念な気持ちになる。

同期。映画はもちろんこればかりではなくて、画と音を全く違うものにして
そこで生まれる“差”というか“違い”を感じる場合も当然手法としてあるし
それで成功してる映画はある。ので、それを否定するんではなくてね、
なんというか、俺がいう台無しなのってのは、
ピン、とこないってことね。簡単に言うと、最後の最後の
エンドロールでかかってる曲がショボすぎてがっかり、みたいな笑


『寝取られ男のラブ♂バカンス』(しかし凄い邦題だわ笑)は音楽も楽しめたよ。


「'a' ohe like me 'o」を唄ってたDaniel Ho。
彼のこと知らなくて、動画探してみたらこのインストもイイね。ギターがグッとくる。

どうやら彼はウクレレ、スラック・キー・ギターの名手とのこと。
納得の音でございます。


俺はハワイアンは詳しくないけど
この映画のおかげでいろいろ探ってみたくなったよ。


映画から知る音楽っていうのも、これまた音の楽しみ方のひとつだよね。


きっかけは、いろんなところに、ある。